弁護団の伊藤和子弁護士(49)によると女性は高校時代、スカウトに声をかけられ、会社に所属。18歳で「タレント契約書」にサインさせられ、意に反してAVに近いわいせつなビデオへの出演を強いられた。「違約金100万円」「親にばらす」と脅されながら撮影は続いた。20歳になると事前説明もなくAV撮影を強要された。ショック状態だった撮影直後、「AV出演契約書」にサインさせられた。「違約金」は「1000万円」になっていた。
女性は、同様の被害者の支援を行う「ポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS)」と弁護士の支援を受け、会社に対して契約解除を通知。会社が損害賠償を求めていた。PAPSの代表世話人の1人宮本節子さん(72)によると、2012年以降、同様の相談は93件に上っているという。
(日刊スポーツ)
AV出演は、本人が望んでなのか、強要なのか。
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