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2015年9月30日水曜日

岐阜県 関信用金庫 10万円のつぼが500万円? 岐阜の信金詐欺被害

 岐阜県関市の関信用金庫が、取引先だった古美術商の男性から10万円の価値の骨董品のつぼを50倍の500万円で購入していたことが、30日までに信金への取材で分かった。5月に内部通報があり、つぼを鑑定した結果発覚した。

 信金は、適正な手続きを経ており取引に問題はないが、「利益供与とも捉えうる」として、銀行法に基づき調査結果を金融庁に提出した。当時の常勤役員6人に対し会社に損害を与えたとして、差額分490万円の損害賠償を請求。6人は全額を弁済した。

 信金は退任した3人を除き、理事2人を減給処分とした。当時理事長だった非常勤理事には辞任を勧告、この理事は9月30日付で辞任した。

 信金によると、関市の古美術商が2008年1月ごろから約1年にわたり、書類紛失などを理由に何度も融資を要求。当時の役員6人が対応を協議し「今後取引をしない」とする念書の提出を条件に、つぼを500万円で購入すると提案した。

 塚原健司総務部長は「骨董品購入に鑑定書を付けることを義務化するなど、規定を明確にし再発防止に努める」としている。
(産経ニュース)

 利益供与・慰謝料・手切れ金的なものを、つぼ取引に仮装したのだろう。

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