県信用組合会長の幡谷祐一さん(91)が29日、県立並木中等教育学校(つくば市並木)で、2年生約160人を前に道徳について講演した。県教育委員会の道徳教育推進事業の一環で、講師として招かれた。
幡谷さんは「人に不快感を与えないことが道徳。人と接する場合の態度、行為、言葉遣いなど人の『しぐさ』で他人に不快感を与えないこと」と説いた。その上で「しぐさは平素から研鑚(けんさん)して身に付けておくことが大事」「人間一生勉強。ぼんやり生きても学問や趣味に打ち込んでも、一生は一生です」と語った。
生徒代表の篠原玄さん(14)は「相手の気持ちを素直に受け入れられるような人間になりたいと思った」と話していた。
(産経ニュース)
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