ページビューの合計

2015年9月28日月曜日

<脱税容疑>1億1000万円所得隠し 工事会社告発

 架空の外注費を計上して約2900万円を脱税したとして、さいたま市岩槻区の型枠工事会社「野妻建設」と野妻秋美前社長(54)を関東信越国税局が法人税法違反容疑でさいたま地検に告発していたことが分かった。

 関係者によると、同社は取引先に虚偽の請求書を作成させて架空の外注費を計上したり、在庫資材を売却して得た収入を申告から除外したりして法人所得を圧縮。2014年2月期までの3年間で約1億1000万円の所得を隠し、法人税約2900万円を免れた疑いがある。隠した所得は、前社長が個人で展開していた中古車販売の事業資金に充てるなどしていたという。同社は取材に「当面、回答を差し控えさせていただく」としている。

 民間信用調査会社によると、同社は1984年創業でマンション建設に伴うコンクリート型枠工事で売り上げを伸ばし、14年2月期に約14億8700万円の売上高を計上した。【太田誠一】
(毎日新聞)

0 件のコメント:

コメントを投稿