高木氏は5日、安倍晋三首相に同行し、被災地視察で岩手県を訪れた。予算委で追及を受けた後の先月13日の記者会見では、政治資金問題について「一定の説明責任を果たしたと思う」と述べ、続投意欲を示した。
政府・与党内には、高木氏への批判が続けば、来年の通常国会や夏の参院選に影響しかねないとの懸念があり、進退論がくすぶる。被災地選出のベテラン議員は「地元では高木氏に対する不安の声がある。政権の危機管理として更迭もあり得るのではないか」と語った。
高木氏を巡っては、10月の内閣改造で閣僚就任直後、自身が代表を務める自民党選挙区支部と資金管理団体の政治資金収支報告書に、公職選挙法(寄付の禁止)に違反する恐れがある香典と枕花を支出したと記載があることが発覚。先月の衆参予算委で高木氏は、「香典は私が弔問に行き、私費で支出した。法的に問題はない」と説明。女性の下着を盗んだとする週刊誌報道も「事実無根だ」としている。【野口武則】
(毎日新聞)
更迭でなく、潔く辞任だろう。
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