警察や消防などは懸命の捜索・救出活動を続けた。宮城県栗原市では、行方不明になっていた男性が遺体で見つかり、死者は栃木・宮城両県で4人となった。
常総市によると、行方不明者は11日夜の時点で22人だったが、8歳の子ども2人の無事が確認されるなどし、計15人になった。
市災害対策本部と県警は12日、合同で市内2カ所の体育館に行方不明者の相談窓口を設置した。市と県警の職員が常駐する。
警察や消防、自衛隊は市内で孤立した住民が残っていないかどうかの確認や、救出活動に全力を挙げた。県によると、救助された人は県内全域で3日間で4400人を超え、大半が常総市の住民という。12日夕には決壊地点から約10キロ下流にある「水海道さくら病院」から88人が救助された。
市によると、26カ所の避難所には12日午後1時現在で、計4542人が身を寄せた。
常総市役所の孤立状態は解消された。国土交通省はポンプ車30台以上を投入し、排水活動を続けた。約200メートルにわたり決壊した堤防では、仮堤防の建設が進められた。
市は今後、市役所などに仮設トイレを設置するほか、コミュニティーFMの放送を通じて給水場所などの情報を発信する。
(時事通信)
不明者の名前を公表すれば、生存が確認できるかもしれない。
浸水した地域の排水後は、空き巣や車泥棒が暗躍し、仕事をするのだろう。
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