ソフトバンク戦でワースト7失点、「翔平は現実を受け止めないといけない」
日本ハム・大谷翔平投手が、栗山英樹監督の熱いゲキを胸に巻き返す。
大谷は今季14勝目を目指した10日の首位・ソフトバンク戦(札幌ドーム)で2被弾を含む10安打で自身ワーストタイ7失点。クライマックスシリーズへも不安を残す5敗目を喫した。
試合後、栗山監督は大谷と「緊急面談」したことを明かしている。その内容について「(大谷に)かなり厳しく言った」と振り返った。報道陣から具体的な中身を問われると、まくし立てるように一気に言った。
「翔平は勝てなかったという現実を受け止めないといけない。オレは(大谷に)もっともっと高いレベルで、本当に大事なゲームで勝てる投球をしてくれる、と思っている。ただ、そこにいかない。
もちろん、毎回、毎回いけるわけではないけど、現実として、こんなに悔しい思いをしている。だったら、この悔しさも意味があるんじゃないか、と。ダメなものはダメ。足りない物があると感じて、次に何とかしないといけない。ただ、それだけ」
「大エースになるために、次に生かしてくれると信じている」
10日現在、リーグトップの13勝(5敗)、防御率2.44、勝率7割2分2厘、3完封、173奪三振とパ・リーグの投手タイトル総なめの5冠。高卒3年目で球界のエースになりつつある剛腕を、指揮官が呼び出すことはなかったようだ。
ただ、「絶対に負けられない」と位置づけていた首位・ソフトバンクとの8日からの3連戦(旭川、札幌ドーム)で3連敗。大谷にとっても屈辱の敗戦となり、指揮官は「新たな成長のチャンス」と捉えたのだろう。
「厳しいかもしれないけど、オレは日本を背負う投手になってくれると信じて前に進んでいるわけだから。(これまでも)大エースになるためには足りない物があると言ってきたけど。次に生かしてくれると信じている」
栗山監督の熱い思いを日本最速163キロ右腕は、どう受け取ったのか。次回登板は期待大だ。
(フルカウント編集部●文 text by Full-Count)
ただ、「絶対に負けられない」と位置づけていた首位・ソフトバンクとの8日からの3連戦(旭川、札幌ドーム)で3連敗。大谷にとっても屈辱の敗戦となり、指揮官は「新たな成長のチャンス」と捉えたのだろう。
「厳しいかもしれないけど、オレは日本を背負う投手になってくれると信じて前に進んでいるわけだから。(これまでも)大エースになるためには足りない物があると言ってきたけど。次に生かしてくれると信じている」
栗山監督の熱い思いを日本最速163キロ右腕は、どう受け取ったのか。次回登板は期待大だ。
(フルカウント編集部●文 text by Full-Count)
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