15日に開かれた「政務活動費の適正使用に関する検討会」。会派の経理担当の女性事務員は、政活費の不正流用が原資とみられる裏帳簿について尋ねられると「記載したのは私。指示通り出入金をつけていました」と証言。指示した議員として、大野一(はじめ)前市議(8月に病死)と現団長の岡島亮介市議の名を挙げた。
4月の市議選を控え、1月と3月に所属議員に陣中見舞いが配られた件については、3月の計1020万円は岡島市議の指示だったとした。分配額は1カ月2万2千円を基準に在籍期間に応じて支払ったと証言。1月の計600万円は「大野議員(の指示)だと思います」とした。
裏帳簿の入金の記録については「記憶にありません」と繰り返したが、3月下旬に印刷会社からの「差額」と記された約95万円については「岡島議員が水増しして請求した分です」と明言。岡島市議は14日の検討会で「(裏帳簿は)大野氏の代理人のところで初めて見た」、3月の陣中見舞いは「大野氏の裁量で決められた」と、事務員の証言と違う説明をしている。
新たに流用がわかった印刷代名目の約300万円について、領収書を発行した印刷会社長は朝日新聞の取材に「無理を言うが(架空の領収書を)作ってくれ」と大野氏から頼まれたとし、何に使うか尋ねても「大丈夫。心配しなくていい」とかわされたという。「気持ち悪いと思ったが、長年のつきあいで断り切れなかった」と話す。
市議会は18日にも検討会を開き、引き続き関係者からの聞き取りをする。
(朝日新聞デジタル)
政務活動費の不正流用で、自民会派ぐるみの遊興費に充てていた。
市議のレベルが低すぎだろう。
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