宇多田が「人間活動」を終えて帰ってくる。複数の関係者によると、宇多田は現在、海外で子育てと両立しながら新曲をレコーディング中。出産のため、作業は一時中断していたが、このほど本格的に再開し、来春にアルバムを発売するめどが立った。
別の関係者によると、電撃復帰にふさわしい舞台が用意された。新曲は大型ドラマや情報系の番組の新テーマ曲として4月から流れることが決定。お茶の間にも宇多田の歌声が戻ってくることになる。
12年に映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のテーマ曲「桜流し」を発表したが、この際、所属レコード会社は「音楽活動の再開ではない」と説明していた。しかし、今回はアルバムに複数の大型タイアップと華々しい道筋が準備されており、本格的な復帰となる。約6年続いた「人間活動」は終了となる。
宇多田は2010年8月、ブログで翌年から音楽活動を休止すると電撃発表した。期間については明言せず、「これ以上進化するためには、音楽とは別のところで、人として、成長しなければなりません。来年から、しばらくの間は派手な『アーティスト活動』を止めて、『人間活動』に専念しようと思います」と説明した。15歳で鮮烈なデビューを飾り、12年間、第一線を走り続けてきたが、ひとりの人間として見聞を広めてきた。
「人間活動」の期間中は波乱に満ちていた。13年8月に母の藤さんが都内の高層マンションから転落死。2年8か月ぶりに公の場に姿を見せたのは、母の告別式だった。翌14年2月には、英国でバーテンダーとして働いていたイタリア人男性との再婚を電撃発表。今年7月には第1子となる男児を出産したことを公式サイトで明かした。妊娠したことは公表しておらず、世間を驚かせた。
11月30日には出産後初めてツイッターを更新。「毎朝六時半起きの生活なんて大学中退して以来、15年ぶりだ」などとママとしての生活を書き込み、話題となった。宇多田の動向に世間の感心は非常に高く、復帰後は人気が再燃しそうだ。
(スポーツ報知)
人間活動宣言から5年超か。
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