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2015年12月4日金曜日

義足ランナー ピストリウス被告に「殺人罪」適用、南ア最高裁

【AFP=時事】交際相手の女性を射殺したとして殺人罪に問われた南アフリカの両足義足のランナー、オスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)被告(29)の上告審判決で、南アフリカの最高裁判所は3日、過失致死罪を適用した高裁判決を破棄し、殺人罪での有罪を言い渡した。

 最高裁のエリック・リーチ(Eric Leach)判事は「殺人罪で有罪。被告は犯行の意思を持っていた」と述べ、「量刑のため高裁に差し戻す」と言い渡した。

 ピストリウス被告は2013年2月14日未明、恋人だったリーバ・スティンカンプ(Reeva Steenkamp)さんを射殺した。昨年開かれた公判の中で同被告は、侵入者と勘違いしてバスルームのドア越しに発砲したと主張。高裁は過失致死罪で禁錮5年の有罪判決を言い渡したが、検察側が殺人罪の適用を求めて上告していた。

 ピストリウス被告は今年10月、1年間の服役後に仮釈放されている。【翻訳編集】 AFPBB News

 

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