毎年、国内外で活躍するホンダの2輪ライダーと4輪ドライバーが一堂に集結するサンクス・デイ。今年はホンダがF1に復帰した年とあって、先日の最終戦アブダビGPを終えたばかりのアロンソも姿をみせ、いつも以上に豪華なラインナップで開催された。
朝から大勢のファンが詰めかけるなか、お昼のサンクス・セレモニーでは全ての参加ドライバーとライダー、監督らが特設ステージに勢揃いし、八郷隆弘ホンダ社長が開幕を宣言。午前中は同乗走行やコクピット体験、サーキットサファリなどファン参加型イベントが中心だったが、セレモニーの後はスーパースピードウェイやロードコースを舞台に思考を凝らした走行イベントが繰り広げられた。
そんななか、セレモニー直後の『Challenging Spirits of Honda Sports Part1~市販車の軌跡~』では、さっそくアロンソがホンダのGT500マシンであるNSX CONCEPT-GTに乗り込み、新型NSXに搭乗した佐藤琢磨と共にロードコースをドライブ。1周のチェック走行で感触をつかんだアロンソは2周目の途中から並走していた琢磨のNSXを置き去りにするなど、本気モードでもてぎのコーナーを攻め立てた。
走りを終えたアロンソは「NSXはとてもパワフルなマシンだね」とコメント。
「グリップも高いから、コーナリングもとても速い。もう1日走りたいくらいだね」
「もてぎのコースは初めて走ったけど、ゲームでもやったことあるし、MotoGPをテレビで見て知っている。日本のサーキットは鈴鹿と富士を知っているけど、どこもとても素晴らしく、チャレンジングなコースだ」
アロンソは続けて行われた『N-ONE OWNER'S CUP』のスーパーエキシビジョンレースにも参加。マクラーレン・ホンダカラーのN-ONEに乗り込んだアロンソは最後尾グリッドからスタートし、マルク・マルケス、ダニ・ペドロサ、トニー・ボウ、藤波貴久、中嶋悟監督、鈴木亜久里監督、佐藤琢磨らを相手にすると、優勝争いには届かなかったが4台を抜いて4位でフィニッシュ。すると、よほどN-ONEが気に入ったのか、チェッカー後も全開走行を止める気配はなくひとりトップに浮上(?)。片輪をダートに落とすまで攻めるなど、N-ONEを思う存分に楽しむアロンソはいつの間にか他のドライバーも巻き込んでレースを続行(!?)、やんちゃぶりをみせた。
アロンソはこの後も、マクラーレン・ホンダMP4/6をドライブするほか、フィナーレではサプライズも披露するという。アロンソのサンクス・デイはまだまだ終わらない。
[オートスポーツweb 2015年12月06日]
『Honda Racing THANKS DAY 2015』に行ってきました。
やはり主役は、人類最速の男、アロンソ。
約2万人のホンダファンで盛り上がっていました。
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