2軍調整中の日本ハム・斎藤佑樹投手が15日に1軍昇格。16日のロッテ戦(QVC)で先発する。
今季は救援も含め10試合に登板し0勝2敗、防御率6・53。2敗目を喫した8月22日のオリックス戦(東京ドーム)以来の1軍登板となる。
今季はまだ勝ち星はないものの、斎藤にクライマックスシリーズで投げるチャンスはあるのか?
厚沢投手コーチに聞いた。
――先発ローテの谷間での先発となる。ポストシーズンで先発起用する可能性は?
「まだCSで誰を先発させるかは決めていない。結果、内容が良ければ、(残りのレギュラーシーズン中に)1軍で先発させるつもりです」
――2軍からの報告は?
「状態はいいと聞いています。ファームにいる先発の中ではいい」
「CSの先発は白紙。切符は何枚かしかない」
――8月は3試合に先発し、いずれも5回以上を投げて試合をつくった。フォークをカウント球から使う投球が有効だった。
「(相手との)実力の差でファームへ行ったわけではない。(2軍降格時に斎藤に)『いい物を継続してください』と言った」
――斎藤に期待する結果、内容とは?
「一発勝負と思って、1軍へ上がる投手はいない。1軍へ上がったら、シーズンの最後までいるつもりだと思う。明日(16日)どう投げるかで、今後のスケジュールが付いてくる。斎藤も準備はしていると思う。『何回で何失点がいい』とか決めずに、まずは黙って見てみようと思う」
――CSの先発枠は?
「CSの先発は白紙です。大谷や2ケタ勝利を挙げている投手は別にしても……。ただ、(先発の)切符は何枚かしかない。今、一番いい投手を使っていく」
――斎藤は今季中に中継ぎを経験している。
「リリーフも経験しているし、ブルペンに入るかもしれない。(中継ぎの経験で)いろいろと幅が広がった。ベストな陣容でいきたい」
(フルカウント編集部●文 text by Full-Count)
結果を出して、1軍に残れるか。
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