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2015年9月16日水曜日

東シナ海の中国ガス田、生産の動き…政府が抗議


 中国が東シナ海の日中中間線近くでガス田開発を進めている問題で、日本政府が監視している海上施設16基のうち、4基でパイプ敷設やガス生産の動きを新たに確認し、中国側に外交ルートで抗議していたことが16日、わかった。

 4基のうち、2基ではガス生産を進めていることを示す炎が上がり、別の2基では移動式の掘削施設やパイプなどが設置されていた。

 防衛省の哨戒機が9月に入ってそれぞれ確認し、直ちに外務省の伊原純一アジア大洋州局長が駐日中国公使に対し、「境界が画定していない海域で、一方的な開発行為を進めていることは極めて遺憾だ」と抗議した。

 菅官房長官は16日午前の記者会見で、「炎を確認したのは今回の2基を含め、計7基になった。(生産が)これ以上、広がらないように少しでも動きがあれば、抗議を続ける」と述べた。

 4基は2014年4月~15年5月に建設が確認されていた。政府は安倍首相と習近平シージンピン国家主席の日中首脳会談などを通じ、ガス田共同開発に関する日中合意に違反するとして、建設中止を繰り返し求めてきた。
(読売新聞)

 ガス生産で、ペイするのだろうか。

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