また、「ねば~る君」という納豆をモチーフにした茨城県“非公認”ゆるキャラまで登場し、元祖非公認ゆるキャラの「ふなっしー」に劣らぬ人気を博している。他にも、2015年1月にフランスで開催された食品見本市に出展され、賛否両論を巻き起こした「粘らない納豆」など、話題に事欠かない。
さらに、昔から関西人は苦手な人が多いと言われてきた「納豆」だが、最近では「納豆好き」を公言する関西人も増えており、もはや“国民食”と言っても過言ではないだろう。
納豆といえば茨城県、茨城県といえば納豆を思い浮かべる人も多いだろうが、実は、茨城県の水戸市は2006年に納豆消費量日本一を獲得して以来ずっと2位以下に甘んじていたことをご存じだろうか? 2013年の調査で、7年ぶりに納豆消費量日本一の座を奪還するも、昨年はまた2位に転落……。生産量日本一であることは変わらないが、消費量は福島市や盛岡市に負け続け、「実は納豆食べていないんじゃ」疑惑まで持ち上がる騒動となったことも。
そんな茨城県を旅した人を対象に、楽天株式会社が、同社運営の「楽天トラベル」で行ったアンケートを元に、「茨城県を旅した人が選ぶ!茨城県・旅めしランキング」を発表。堂々の1位に選ばれたのは、やはり「納豆」だった。
素材そのものがおいしいという声が多かった「水戸納豆」。昔から小粒な大豆が主流で、風味や食感が良く食べやすいと全国から人気を集めているという。また、名産地ならではの食べ方も豊富で「3種の納豆食べくらべ」を朝食で提供している宿泊施設もあるそうだ。
特に人気なのは、ランキング9位にも選ばれた「そぼろ納豆」だ。「そぼろ納豆」は茨城県発祥で、納豆を切り干し大根と一緒にタレで漬け込んだもの。旅行客からは「どこにでもある素材なのにこんなにおいしい調理方法を知らなかった」と好評なのだとか。
旅めしランキング1位に恥じないよう、今年は消費量日本一の座を見事に奪還してほしいものだ。
■茨城県・旅めしランキング
1位 水戸納豆 152票
2位 あんこう鍋 138票
3位 常陸牛ステーキ 50票
4位 メヒカリの唐揚げ 32票
5位 常陸秋そば 28票
6位 アユの塩焼き 22票
6位 刺身こんにゃく 22票
8位 けんちんうどん 21票
9位 そぼろ納豆 19票
10位 味噌ピーナッツ 18票
(dot)
0 件のコメント:
コメントを投稿