日本ハム大谷翔平投手(21)でも、首位ソフトバンクの勢いは止められなかった。自己ワーストタイの7失点で5敗目。初回を3者連続三振でスタートしたが、本塁打2本を浴びるなど、10安打を許し6回0/3でマウンドを降りた。
同点に追いついた直後の6回無死一、二塁のピンチでは、小飛球となったバントにダイビングを試みた。「どっちに次の1点が入るかが大事な場面だったので」。勝負どころと見て、危険を承知で腕を伸ばした。だが届かずボールはこぼれ、三塁送球も間に合わなかった。この直後、今宮に決勝打を浴びた。
20年前の95年。巨人桑田がダイビングキャッチを試みた際に、右肘に大けがを負った。高校時代からスター街道を歩んできた野球人生が大きく変わった出来事だった。試合後、大谷は「(体は)大丈夫です」。体に異変がなかったのは幸い。ベンチを思わず立ち上がった栗山監督も「気持ちがああいう形になる。こんなに悔しい思いをしたんだから、翔平のためになる」。全力でボールを追う姿には感じる部分もあった。
8月までに13勝を挙げたが、ここにきて連敗を喫した。なにより、首位ソフトバンクに圧倒され、優勝マジックは「6」まで減らされた。大谷は「苦しい展開になってしまい申し訳ないです」。この日は「プレミア12」の1次ロースターが発表され、スタンドには小久保監督の姿もあったが「シーズンが終わってないので、(意気込みは)特にないですね」とコメントを避けた。最後の最後まで、全力で戦うために。【本間翼】
(日刊スポーツ)
昔の桑田が脳裏によぎる。
危険なプレーはやめてもらいたい。
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