反政権派の著名ブロガー、ナワリヌイ氏の調べによると、その時計の価格は62万ドル(約7400万円)。ペスコフ氏の公表している年収は918万ルーブル(約1640万円)なので、その実に4倍半もする。外務省から大統領府入りした経歴のペスコフ氏が、通常の給与でこんな時計を買えるはずはなく、腐敗の臭いがぷんぷんする。
ペスコフ氏は、時計は新妻からの「結婚祝いだ」と主張。だが、ナワリヌイ氏によると、ペスコフ氏は3カ月前にも同じ腕時計をつけており、他にも多数の超高級時計を持っている。
折からの経済低迷により、国の算定する最低生活費(月1万ルーブル=約1万8千円)未満の収入で生活する貧困層は2千万人超。大統領報道官が超高級時計をつけてはばからないことが、この国の病巣の深さを鮮明に映し出している。民主主義国なら即座に首が飛ぶ醜聞だが、本件についてはごく一部の新聞がチクリと批判するにとどまった。(遠藤良介)
(産経新聞)
ロシアという国の、レベルの低さが理解できる。
ロシアという国の、レベルの低さが理解できる。
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