ページビューの合計

2015年9月18日金曜日

【外信コラム】露大統領報道官の腕時計に驚き 価格は年収の4倍半!

 ロシアのペスコフ大統領報道官(47)が先月、3度目の結婚をした。相手は、2006年のトリノ五輪アイスダンスで金メダルを獲得したタチアナ・ナフカさん(40)。前妻らへの養育費支払いなども気になるが、驚かされたのは、ペスコフ氏が披露宴でつけていた腕時計だった。

 反政権派の著名ブロガー、ナワリヌイ氏の調べによると、その時計の価格は62万ドル(約7400万円)。ペスコフ氏の公表している年収は918万ルーブル(約1640万円)なので、その実に4倍半もする。外務省から大統領府入りした経歴のペスコフ氏が、通常の給与でこんな時計を買えるはずはなく、腐敗の臭いがぷんぷんする。

 ペスコフ氏は、時計は新妻からの「結婚祝いだ」と主張。だが、ナワリヌイ氏によると、ペスコフ氏は3カ月前にも同じ腕時計をつけており、他にも多数の超高級時計を持っている。

 折からの経済低迷により、国の算定する最低生活費(月1万ルーブル=約1万8千円)未満の収入で生活する貧困層は2千万人超。大統領報道官が超高級時計をつけてはばからないことが、この国の病巣の深さを鮮明に映し出している。民主主義国なら即座に首が飛ぶ醜聞だが、本件についてはごく一部の新聞がチクリと批判するにとどまった。(遠藤良介)
(産経新聞)

 ロシアという国の、レベルの低さが理解できる。

0 件のコメント:

コメントを投稿