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2015年9月13日日曜日

常総線 再開めど立たず  市内路線バスも運休

 鬼怒川の堤防決壊などで線路が冠水した関東鉄道常総線は12日も、全線で運転を見合わせた。同社によると、決壊地点に近い水海道、石下など七つの駅や線路などの設備が水に漬かった。常総市内を含む全線(取手-下館間)の運転再開は「見通しが立っていない」(同社)状況だ。

 同社は同日、水が引いた地点から、本格的な被害状況の確認に着手。全体の状況が確認でき次第、運行再開に向けて対応を協議する方針という。

 道路状況からバスによる代行輸送も不可能な状態。周辺の代行輸送は同日、取手駅-守谷駅間で始まった。

 常総市内を走る同社の路線バス2路線も運休している。同市内の路線バスは、水海道-岩井線の全線と、水海道-土浦線のうち水海道駅-みどりの駅間が運休。市外の下妻駅-つくばセンター間、下妻駅-土浦駅間、取手駅-守谷駅間は運行している。高速バスは岩井・水海道・守谷-東京駅線のうち岩井-小絹十字路間が運休となっている。
(茨城新聞)

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