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2015年9月17日木曜日

「ひとめぼれ」濁流に…津波被災面積の半分浸水

 東日本を襲った記録的な豪雨で、宮城、栃木、茨城3県の農地は少なくとも約1万7000ヘクタールが浸水したことが各県への取材でわかった。

 8割近くが水田とみられ、収穫を目前にした冠水で、コメの品質悪化も懸念される。農家らは「せっかく育てた稲が台無しだ」と落胆している。

 宮城県の農地の浸水は約7600ヘクタールに上る。2011年の東日本大震災の津波で被災した1万4300ヘクタールの約半分に相当する。最も被害が大きいのは、県内有数の穀倉地帯として知られる大崎市。渋井川の堤防決壊で約2600ヘクタールが浸水、関東にも多く出荷されている「ひとめぼれ」など人気銘柄の稲穂が濁流につかった。

 水田6ヘクタールが全て浸水した男性(66)は「せっかく育てた稲が泥まみれ。雨がやんだら収穫を始めようと思っていたのに。コンバインも水につかり、動くかどうか」と嘆いた。
(読売新聞)

 ひとめぼれは、安くて美味しいけど、豪雨の影響はあるのだろうか。

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