午後からは直系組長全員が対象の「定例会」が開かれる見通し。騒動が表面化して以降、初の開催で、離脱派の組長に対する制裁処分や現状などが説明されるとみられる。
捜査関係者によると、分裂騒動前の直系組長は72人。このうち、最大勢力だった「山健組」(神戸市中央区、構成員約2千人)の組長ら十数人が離脱の動きを見せている。
現在の6代目山口組、篠田建市(通称・司忍)組長の出身母体は、名古屋市に拠点を置く「弘道会」(構成員約千人)。同会主導の組織運営に対し、5代目組長の出身母体である山健組側が反発を強めたことが分裂騒動の背景とされる。
(神戸新聞)
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