大阪府寝屋川市の中学1年、平田奈津美さん(13)への死体遺棄容疑で逮捕された山田浩二容疑者(45)が13年前に起こした監禁事件で、約1カ月の間に男子中高生を含む少年7人が被害に遭っていたことが、当時の弁護人らへの取材で分かった。いずれもわいせつ目的とされ、車に連れ込んだり、手錠をかけたりしていた。
弁護人や捜査関係者によると、山田容疑者は2002年2~3月、男子中高生らに道案内を頼んで車に誘い込み、手錠や粘着テープで両手足を縛って連れ回したなどとされる。連れ去り現場は今回の事件と同じ京阪寝屋川市駅前など周辺の京阪沿線が中心だった。
府警に逮捕された山田容疑者は逮捕監禁や強制わいせつ、強盗、銃刀法違反の罪などに問われ、03年5月に懲役12年(求刑・懲役15年)の実刑判決を受けた。弁護側は控訴審で山田容疑者の精神鑑定を求めたが、認められなかった。大阪高裁は同10月に控訴を棄却し1審判決が確定。山田容疑者は昨年10月に刑務所を出たばかりだった。
遺体で見つかった平田さんと同級生の星野凌斗(りょうと)さん(12)の顔や手には粘着テープが巻かれていた。府警は手口が酷似しているとみている。
(毎日新聞)
再犯の防止が必要だろう。
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