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2015年9月25日金曜日

下村文科相が辞意…「改造まで」首相は慰留

 下村文部科学相は25日午前の閣議後記者会見で、新国立競技場整備計画が白紙撤回された責任を取り、安倍首相に辞任を申し出たことを明らかにした。

 首相は慰留し、来月上旬に行う内閣改造まで閣僚職にとどまるよう伝えた。内閣改造に合わせて交代させる考えだ。

 下村氏は、24日に発表された新国立競技場の経緯などを検証する文科省の第三者委員会の報告書で、結果責任を指摘された。これを受け、24日夜に首相に電話で辞意を伝えた。首相は「決断は重く受け止めるが、近々内閣改造するので、それまでは大臣を続けてほしい」と慰留したという。

 辞任を申し出た理由について、下村氏は「多くの国民に心配と迷惑をかけた。先頭に立って盛り上げる立場だが、出来なかったことの責任を感じた。けじめをつけるべきだと判断した」と述べた。
(読売新聞)

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