清宮人気を裏付けるように、清宮の“モノマネ芸人”まで登場した。ビートたけし(本紙客員編集長)のモノマネなどで活動するジャンふじたに(37)だ。ジャンは甲子園大会で注目を集めた清宮の独特の容姿、言動に着目。さっそくお手製の早実?ユニホームを作り、東京でのライブで披露した。年の差や体形の違いこそあるが、清宮の表情などの特徴をうまく捉え、今後はさらに磨きをかけて本格的な持ちネタにしていく考えでいるという。
若手モノマネ芸人の兄貴分的な存在で、元プロ野球選手の清原和博氏のモノマネで知られるリトル清原(43)もそんなジャンに大きな期待を寄せる。
「そっくりですよ。清宮君は堂々としていて表情も落ち着いていて、特徴がある。モノマネがしやすい素材と思う。ジャンには今後もいろいろとアドバイスしていきたい。楽しみですよ」と、そのクオリティーの高さに太鼓判を押し、さらにジャンがたけしのモノマネをする際に芸名を「小ビートたけし」と変えていることで「清宮君のマネをする時には“リトル清宮”と名乗らせましょう」と“命名”までした。リトル清宮が軌道に乗ればそれこそ“兄弟”共演も夢ではないだろう。
甲子園の大会期間中もオコエ瑠偉外野手(関東第一)、山本武白志内野手(九国大付)をはじめ、清宮のモノマネで盛り上がるチームが続出。話し方や打席で構えるまでの独特のルーティンをネタにしていたが、ついにプロの題材にまでなった。プロ野球選手のモノマネ芸人では、桑田ます似(桑田真澄氏)、あれ慎之助(阿部慎之助)、ニッチロー’(イチロー)らがいるが、高校1年生からネタにされた前例はなく、清宮は“史上最年少”となるはずだ。
清宮自身はこれまでタレントの「内山くん」こと内山信二に似ていると言われてきた。ネットや早実内で話題になり、一部では“内山くん2世”とまで…。もっとも清宮はそれを気にしているようで、周囲にグチをこぼしたこともあるという。しかし、リトル清原は「ジャンは内山くんよりもっと似ている」。今回はプロにマネをされる側とあって、清宮も悪い気はしないに違いない。
こうした状況に高野連の竹中事務局長は「仕事としてやられるんでしょうし、止めることはできません。ただ、高校生のモノマネをするというのはどうなのか…。劇場ならよくてテレビではダメというものでもない。良識に任せるしかないですね」と困惑しきりだが、モノマネされることは大物の証しでもある。
リトル清原はジャンを“リトル清宮”として本格的に“プロデュース”していく考え。清宮フィーバーはさまざまなところに飛び火しているようだ。
(東スポWeb)
やったもの勝ちだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿