東京五輪エンブレム 「佐野は会見しません」事務所関係者が報道陣に対応

　使用を中止する方針が固まった２０２０年東京五輪の公式エンブレムを制作したデザイナーの佐野研二郎氏（４３）が１日、会見を行うつもりがないことを明らかにした。

　この日午後３時過ぎ、佐野氏が代表を務めるデザイン会社「ミスターデザイン」（東京都渋谷区）前に集まった取材陣の前に、事務所関係者が姿を見せた。午後２時１５分ごろには「組織委員会で会見がありますので」とだけ話して室内に戻っていたが、それに付け加え「佐野は会見しません。今回の件に関してのコメントは、ホームページで出します」と話した。また「佐野と広報担当（佐野氏の妻）は事務所に戻りません」とし、佐野氏は現在事務所にいないことを強調した。

　佐野氏は先月５日の組織委員会で会見。その後は公の場で口を開いてはいない。同１４日にエンブレムが似ているとされたベルギー・リエージュ劇場と劇場ロゴのデザイナーが、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）を相手に使用差し止めを求めて地元裁判所に提訴した際にも、ホームページ上で「模倣は一切ない」と主張していたのみだった。

（スポーツ報知）

　きちんと佐野氏は謝罪会見をすべきだろう。パクリましたと。