新任閣僚に「政治とカネ」に関する問題などが次々と浮上する中、外交日程や予算編成作業などを理由に応じようとしない安倍政権を、野党側は「逃げ腰だ」と批判。世論に訴えて圧力を強め、政権のイメージダウンを狙う戦略だ。
「逃げていると言わざるを得ない。1カ月以内に召集しないなら、憲法無視の違憲内閣だ」。民主党の枝野幸男幹事長は21日、仙台市内で記者団にこう語り、政府・与党の姿勢を非難した。
7日の内閣改造では10閣僚が交代し、うち9人が初入閣。既に森山裕農林水産相や馳浩文部科学相ら複数の閣僚に政治資金をめぐる問題などが指摘されており、野党側は「攻めどころには事欠かない。じっくりと真綿で首を絞める」(民主党幹部)と気勢を上げている。
5野党は21日、大島理森衆院議長に、首相宛ての臨時国会召集要求書を提出。参院でも同様の手続きを行った。憲法53条は、衆参いずれかの4分の1以上の議員から要求があれば、内閣は召集を決定しなければならないと規定しており、野党の要求はこの要件を満たしている。
ただ、53条は召集の期限を定めておらず、事実上拘束力がない。昨年秋の臨時国会では、内閣改造で就任したばかりの小渕優子経済産業相、松島みどり法相(いずれも当時)が辞任に追い込まれており、同じ轍(てつ)は踏みたくないのが政権の本音だ。
(時事通信)
外交を中止にして、臨時国会優先だろう。
この問題も、世論の高まりが必要なのだろう。
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