95年5月、教団元幹部らが都知事宛てに送った郵便物が爆発し、都職員が負傷した。被告は爆発物の原料となる薬品を都内のアジトに運んだとして起訴されたが、「爆弾の原料と知らず、計画も聞かされていなかった」などと無罪を主張した。
裁判員裁判の1審は、検察側主張に沿った井上嘉浩死刑囚(45)の証言を「信用できる」と判断。「幹部が人を殺傷する事件を起こす可能性を認識していた」として懲役5年とした。これに対し高裁は、井上死刑囚の証言を「不自然に詳細で具体的」と指摘。「幹部が危険な化合物を大量製造するとまでの認識は認められない」とした。【近松仁太郎、石山絵歩】
(毎日新聞)
本当に無罪でよいのか。
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