巨人の2軍が22日に6年ぶりのイースタン・リーグ優勝を決めた。同時に西武の2002年以来13年ぶりの優勝はならなかった。
西武は春先こそ借金生活が続いていたが、5月の終わりに8連勝。6月の初めに首位に立ち、8月初めの段階で2位の巨人に3ゲーム差をつけていた。
西武を担当する私も「優勝してほしいな」と期待し始めたが、1軍の13連敗が止まった8月5日から7連敗などで、巨人と入れ替わり首位陥落。その頃から巨人とメンバーの差が大きく開き始めた。
西武は8月に入りドラフト1位の高橋光成、ファーム盗塁王のドラフト3位・外崎が1軍に昇格。1軍に故障者が出て、2軍のメンバーが手薄になってしまった。
潮崎2軍監督は「うちは純粋に2軍のメンバーだから。優勝の可能性はあるけど、優勝する力はないな」と冷静に分析していたとおりになってしまった。
引退を表明した西口はいたものの、メンバーはほとんどが20代で、あくまでも育成が目的。エースは11勝で現在最多勝の相内誠。3年目の佐藤勇は4勝12敗だが、首脳陣は育成のためにローテーションで投げさせ、負けることも覚悟して期待の左腕を送り込んだ。
一方の巨人は、9月に入るとメンバーがドンドン手厚くなった。9月12日のヤクルト戦は1番・橋本、2番・井端、3番カステヤーノス。4番こそ中井だが、5番はフランシスコで、その代打にセペダ。先発は内海だった。こんなありえないメンバーの試合が何試合もある。
西武ナインは「巨人はメンバーもすごいけど、継投も必死で勝ちに行っていて驚いた」と苦笑いしていたほどだ。優勝を決めた22日のDeNA戦は4番が村田で、先発は内海。これには失笑するしかなかった。
今年の経験を生かし、西武の若手選手には、来年は1軍に昇格し、飛躍してもらいたい。(塚沢健太郎)
(サンケイスポーツ)
巨人とヤクルトが、2軍で対照的なのは、おもしろい。
巨人の層の厚さはうらやましいが、若手が伸びないのは可哀想。
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