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2015年9月8日火曜日

司法試験漏えいで明大法科大学院教授立件へ 国家公務員法違反の疑い

 東京地検特捜部は8日、国家公務員法(守秘義務)違反などの疑いで、司法試験問題を漏えいしたとされる考査委員の明治大法科大学院教授に対する捜査を始めた。近く立件する方針。

 教授が青柳幸一氏であることが関係者への取材で分かった。

 関係者によると、青柳教授は今年5月の司法試験で憲法の問題作成などを担当。教え子だった受験生の20代女性に問題の内容を教えた疑いで、法務省の調査を受けている。調査に対し、2人はいずれも漏えいを認める趣旨の説明をしているという。

 上川陽子法相は8日、閣議後の記者会見で調査の経緯などを説明する。

 考査委員は法相が任命する非常勤の国家公務員。法科大学院の教授や裁判官、弁護士などから法相が毎年任命し、今年は約130人が試験の問題作成や採点を担当した。

 法務省によると、今年の司法試験の受験者は8016人で、8日午後に合格者が発表される。
(スポニチアネックス)

 教授と20代女性の関係が問題での漏洩だろうか。

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