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2015年9月24日木曜日

政府広報の偽チラシに注意 消費者庁が注意喚起

 俳優の松平健さんが奉行姿で「高齢者詐欺 急増中じゃ!」と防止を呼び掛ける政府広報のチラシにそっくりだが、本文や相談先の電話番号がすり替えられている偽のチラシが出回っているとの情報があり、消費者庁が注意喚起している。

 本物は両面印刷で「高齢者詐欺の被害は過去最高を記録した」「被害は地方にも広がっている」と警告する本文と、相談先の消費者ホットラインの番号を載せている。

 一方、偽のチラシは片面印刷で、本文を「電話による営業を行っている会社の内容を知りたい・調べたい、または困っている。すぐにご相談ください」と変更。実在する「国民生活センター」をかたり、異なる電話番号を記している。

 関西に住む70代の男性が8月、「郵送されていた」と消費生活センターに相談。消費者庁が偽のチラシに載っていた番号に電話したが、つながらなかった。同庁が今月24日までに把握している相談はこの1件で実害はなかったが、詐欺などに巻き込まれる恐れもあるとして、絶対に電話しないよう警告している。

 消費者庁は「国民生活センターが個別の会社の事業内容を答えることはない」と説明。怪しいと思ったら、正規の3桁の消費者ホットライン「188」に相談するよう促している。〔共同〕
(日本経済新聞)

 悪いいたずらも、詐欺防止のチラシを悪用する者はいる。

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