日本ハムは8日、首位・ソフトバンクとの3連戦の初戦を落とした。先発のルイス・メンドーサ投手(31)が、2回までに6失点を喫するなど、5回途中自己最悪タイの7失点で今季7敗目を喫した。打線は終盤につながり3点差まで迫ったが、反撃及ばず。これで首位とのゲーム差は今季最大タイの11・5となった。
反撃は及ばなかった。痛恨の1敗を見届け、栗山監督は足早にベンチ裏へと下がった。3点を追う9回。4番・中田からの好打順だったが、ソフトバンク守護神・サファテの前に3者凡退に倒れ、試合終了。首位・ソフトバンクとの3連戦の初戦を落とし、指揮官は「結果はご覧の通り。結果がすべて」と肩を落とした。
先発・メンドーサの乱調が誤算だった。来日2年目で初の地方球場での登板。初回から強力打線に捕まり、2回までに6失点を喫した。助っ人右腕は「ホークス相手に大量失点を避けたかった」と話したが、5回途中自己最悪タイの7失点。終盤に打線がつながり追い上げたが、序盤の大量失点が最後まで響いた。
試合前、栗山監督は巨人などで活躍し、史上初の300勝を挙げた名投手・スタルヒンの功績をたたえ、球場正面に建立された「スタルヒン像」に手を合わせた。「選手たちに思い切りプレーさせてあげて下さい」。旭川の地にゆかりがある偉大な先人の力を借り、臨んだ大事な一戦。8回には判定を巡って指揮官自ら猛抗議するなど、最後まで諦めない姿勢を見せたが、及ばなかった。
これで首位とは今季最大の11・5ゲーム差となった。栗山監督は「下を向いている場合ではない。結果を受け止めて、また前に進んでいきたい。しっかりやります」と前を見据えた。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)
CSを見据えての試合だから、伏線があって、見ていておもしろい。
CSで勝てばよい。
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