埼玉県熊谷市で6人が殺害された事件で、県警は田崎稔さん(55)夫妻の遺体が見つかった翌15日、市教育委員会に注意喚起しながら、市役所には連絡しなかった。16日には容疑者の可能性がある外国人を手配したが、住民には周知されず、その後小学生2人を含む4人の遺体を発見。住民からは、警察の対応に疑問の声も上がっている。
市教委は15日朝、「夫妻殺害の犯人が捕まっていないので、学校に呼び掛けて」という県警からの連絡を受け、市内の小中学校に注意を促した。複数で登下校し、不要な外出は控えることなどを呼び掛け、職員2人が現場に近い学校周辺をパトロールした。
一方、市役所で防犯を担当する安心安全課に連絡はなかった。夫妻殺害の情報は報道で知るのみで、担当者は「犯人が潜伏しているとは思わなかった」と驚いていた。
県警は15日、2日前の住居侵入容疑でペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30)の逮捕状を取得。夫妻殺害事件との関連を疑って行方を追っていた。16日未明には同容疑者の手配書を全国の警察に出したが、市民への注意喚起は限定的で、同日夕に4人の遺体が見つかった。
市の担当者は「今後は警察と連携を取る体制を構築しないといけない」と指摘。新井共実・県警捜査1課長は「全容を解明し、教訓は生かしていきたい」と述べた。
女性4人と近所の30代女性宅には、同容疑者が熊谷署から所在不明となった13日の夜、警察官が訪れた。戸締まりを徹底するよう求め、家族全員の在宅を確認して引き上げたが、理由について説明はなかったという。
(時事通信)
市民を守るはずの警察の対応に呆れる。
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