メジャーリーグ機構と選手会は、2014年に本塁付近での走者と捕手による危険なクロスプレーを制限するルールを導入したが、その他のベース上は含まれていない。そして、米スポーツ専門誌『スポーツ・イラストレーテッド』のウェブサイトは18日、危険なスライディングに関するルール変更が必要ではないかとの記事を掲載した。
同サイトは、ランナーに対し、野手ではなくベースに向かってのみスライディングをするよう徹底させるのは難しいだろうとしている。それでも、併殺崩しの場面で多く見られる、ベース上での激しい接触プレーに関しては、厳しいルールを設けることを検討すべきだと提言した。
メジャーリーグでは過去、2009年に岩村明憲(当時レイズ)、2011年に西岡剛(当時ツインズ)も併殺崩しのスライディングによって重傷を負っている。そのことを受け、かつて日本プロ野球の福岡ソフトバンクホークスや、韓国でもプレーしたクリストファー・ニコースキー氏は、岩村ら日本人選手が姜正浩と同様のプレーで負傷したのはまったくの偶然ではない、とコメントしている。
デトロイト・タイガースなどに所属したニコースキー氏は、日本と韓国のチームに在籍していた頃、接触を伴うプレーがほとんど起きなかったことに、驚きを隠せなかったという。仮に起きたとしても、そのほとんどが外国人選手が絡んだもので、メジャーのような激しい接触は“汚いプレー”と見なされていたと語り、米国とアジアとの考え方の差が、今回のようなケガを生んだ可能性があると指摘している。
その一方で、ニコースキー氏は、姜正浩の故障に繋がったカブスのクリス・コグラン外野手のスライディングは“汚いプレー”ではなかったと主張。そして、姜正浩が見せた併殺プレーでの動きも、しっかりとメジャーに適合したものだったと分析している。
(ISM)
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