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2015年5月15日金曜日

大谷翔平 6戦6勝3冠! 18日ぶり先発も圧巻11K首位レオ斬り

(パ・リーグ、日本ハム2-1西武、7回戦、日本ハム4勝3敗、14日、札幌ドーム)これがエースだ! 日本ハム・大谷翔平投手(20)が14日、西武7回戦(札幌ドーム)で4月26日のオリックス戦(同)以来となる1軍登板を果たし、九回途中1失点で無傷の6勝目を挙げた。球団では1979年の高橋直樹以来となる開幕投手の6戦6勝をマーク。勝利数、防御率(0.86)、勝率(10割)の3部門でリーグトップに立った。チームは連敗を4で止めて2位に浮上し、首位・西武との差を1.5ゲームに縮めた。

 苦境を救うのは、大谷しかいない。誰より自分が、それを知っていた。17日間の1軍登板ブランクも、チームの4連敗も、すべての重圧を力に変えた。九回、完封を逃してベンチに戻ってからも、衰えない闘志。浅村の打球を三塁打にしてしまった右翼・浅間が、メヒアの飛球を捕り、勝利が決まると、拳を突き上げて、ほえた。

 「不安も緊張もなかった。きのう(13日)負けているし、中継ぎを使っているので、一人で投げ抜かないといけない」

 課題だった一回を11球でクリアすると、今季最速に並ぶ159キロの速球と140キロ前後のフォークボールで三回まで完全。四回以降も連打は許さず、5安打11奪三振。前日13日まで2試合連続で先発全員安打だったレオをねじ伏せ、「高校とはステージが違う」と意識の外に置いた1学年下の森(大阪桐蔭高出)も、プロ初対戦の二回に155キロの速球で空振り三振に仕留めた。

 誰もがエースの快投を望む状況だった。大谷の登板が空いた間にチームは首位から陥落。13日まで4連敗。主将のリリーフ左腕、宮西は試合前に「リズムを取り返すにはアイツの完封しかない。チームを生き返らせることができる」と話したほどだった。

 「最後だけ、申し訳なかったなと思う。いっぱいいっぱいになってしまった」

 期待に応えて完封できなかった自らを責めたが、成長の跡を示した。4月26日のオリックス戦で右ふくらはぎをつって降板した後、大谷自身は2日後からの野手復帰を想定していた。だが栗山監督は早期復帰を許さず、2週間実戦を離れた。思い切って、自分自身を見直した。

 単なる対症療法に走らず、足だけではなく、全身をウエートトレーニングで鍛え直した。試合中にはこまめにドリンクで水分を補給。球質が明らかに変わり、重い球に打者のバットが押された。「ただ“ぶん投げる”だけの150キロとは違う」と厚沢投手コーチ。今季3度目の本拠地登板で、初めてふくらはぎに異常が出なかった。

 「最後までしっかり投げなさい! 優勝させないと、オレはエースとは認めない」

 栗山監督は辛口だが、勝利、防御率、勝率のリーグ3冠。開幕投手の6連勝は、球団では1979年の高橋直樹以来で、間違いなくエースの実績だ。チームを2位に浮上させ、15日のオリックス戦(札幌ドーム)でデビューするD1位・有原(早大)にたすきをつないだ。「僕が勝ったら、勝ってくれると約束してくれた」。完全復活したエースが、日本ハムを再び連勝モードに乗せる。
(サンケイスポーツ)

 大谷翔平が、格の違いを見せつけた。
 不敵な笑みを浮かべて、野球が出来る喜びを感じているような雰囲気で、西武の強力打線を完璧に抑えた。

 

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