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2015年9月26日土曜日

稀勢の里残念 鶴竜“2度の変化”に場内騒然…ネットでは「横綱の器じゃない」

◇大相撲秋場所14日目(2015年9月26日 両国国技館)

 横綱の“2度の変化”に場内が騒然となった。大相撲秋場所14日目は26日、東京・両国国技館で行われ、優勝争いを繰り広げている2敗の横綱鶴竜と3敗の大関稀勢の里が激突した。

 結びの一番。時間いっぱいとなり、国技館全体の熱気は最高潮に。稀勢の里が勢いよく鶴竜にぶつかろうとすると、横綱がまさかの変化。その直後に立ち合い不成立で取り直したが、またも鶴竜が変化。“2度の変化”に戸惑った稀勢の里は寄り倒しであっさりと負け鶴竜は2敗を死守した。

 しかし、横綱らしくない取組に場内は騒然。ネットでは「何が何でも勝ちたいと思う鶴竜の変化を評価したい」という声もあったが、「格下に変化ばっかりしてるなんて…横綱の器じゃない」「横綱やめてくれ」「残念すぎて開いた口が塞がらない」「一気にヒール役になった気が…」など鶴竜への辛らつなコメントが続いた。

 鶴竜は11日目(23日)の取組でも栃煌山を立ち合いの変化で下し、場内からブーイングを浴びていた。

 稀勢の里との取組後に鶴竜は支度部屋で「(変化について)勝ちたい気持ちが出た」と振り返った。
(スポニチアネックス)

 稀勢の里には、何が何でも勝つという気持ちが足りない。

 最後の横綱になるチャンスも終わってしまった。

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